何気に見たNHK衛星のどーでもイイ系の昼の奥様番組に、

大好きな五木寛之先生が生出演されていて嬉しかった。


いわく、50代は下山を考える時。

人生の下山は回り道をしながら、安全に優雅に生きていく事が大切。

そして、60代で孤独を楽しみ、70代の黄金期に続く。

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人生の先輩達は異口同音に唱える。

頂上を目指し登ったら、誰もが下山すると。

注意深く降りないと遭難してしまう。

新しい山に登るにしても、今登った山を一旦降りなければならない。

後ろを振り返りつつ足元に注意し、周りを見渡し違う風景を楽しみつつ。

と言うような話が、すーっと胸に入って来るようになったのは最近のことで、

正直それまでは、実感が沸かなかった。

つまりは足踏み外したり、しくじったりすると、しょぼい60代に続くとの警告だ。

世の先輩方は「あん時ラッキーだったな」とか「相当やばかったぜ」って経験から、

ご教示くださっていると有難く受け取ります。

我々もここ10年くらいず~っと、小さな小さなちっぽけな山を、どうやって降りようか考えてる。(ばか)

一つの山を安全に降りたら、新しい山への夢が待っている。







ところで数年前に読んだ「下山の思想」においては、

日本の衰退を登山に例え、現在は下山途中であり、

それは成熟国家への当然の道程と五木先生は説いていたが、

私には半分くらいしか理解出来なかった。(あほ)

国は政治・経済・文化が交じり合い、日本の場合は過酷な自然災害も加わり、

シンプルに言い切れないと感じたものの、

ブックオフに流してしまったが、再読してみようか。





PS>初期の五木作品は奥様の実家の在る金沢を舞台にした小説が多く、

とりわけ「内灘夫人」と「朱鷺の墓」は好きで熟読した。

ワタシは影響されやすいタチなので、真剣に金沢大学に入りたいと言い出し周りは呆れた。

大学生の頃に上野から寝台で金沢を目指したが、今は新幹線で3時間で着いてしまう。

近すぎて遥々感と旅情が薄れたものの、金沢はやはり憧れの遠い街で、

じっくりゆったり四季を通して暮らしてみたい場所のひとつです。



good luck & aloha!